富士山―信仰の対象と芸術の源泉

文化遺産
富士山―信仰の対象と芸術の源泉
写真: Ennui / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)
国・地域 日本
登録年2013
登録基準(iii)

概要

村々や木々に縁取られた海や湖の上にそびえる、しばしば雪を戴く孤高の成層火山の美しさは、長きにわたり巡礼者の目的地となり、芸術家や詩人にインスピレーションを与えてきた。登録資産は富士山の聖なる芸術的景観の本質を反映する25の構成資産からなる。12世紀に富士山は神道の要素を含む修験仏教の修行の中心地となった。標高3,776メートルの山の上部1,500メートルの部分には巡礼路と火口の神社が登録されており、山麓周辺の浅間神社、御師住宅、溶岩樹型、湖、湧水、滝などの自然の火山性地形は神聖なものとして崇拝されている。日本美術における富士山の表現は11世紀に遡るが、松林のある砂浜からの眺望を含む19世紀の木版画は富士山を国際的に認知される日本のアイコンとし、西洋美術の発展に深い影響を与えた。

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出典: UNESCO World Heritage List — CC BY-SA 4.0